オフィスで「スケルトン」工事を行う場合の注意点

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契約書で「スケルトン」による原状回復を指定されている場合があります。そもそも「スケルトン」って何なのでしょうか?注意点などを解説していきたいと思います。

「スケルトン」工事とは?

「スケルトン」工事とは、「借主が取り付けた内装・設備などをすべて撤去し、躯体だけにすること」

原状回復は「元の状態に戻すこと」ですが、スケルトン状態で借りた場合は、スケルトンで明け渡します。

ただし、契約書に「オフィス仕様で明け渡す」など記載がある場合は、借りた当初と違う状態で明け渡すことが可能となります。

「スケルトン」工事の注意点

■「スケルトン工事におけるトラブル

単純に撤去さえ行えばよいので、とても簡単だと思われますがトラブルに繋がることもあります。

例にあげると

・防災設備はどこまでが借主で工事を行うのか?

・撤去した際に、躯体に残った汚損などどこまで修繕するのか?

・まだ使用可能な新しい設備を撤去しないといけないのか?
取り決めを詳細に行わなければ、実際に工事が始まってから貸主と認識の違いからトラブルになる場合があります。
契約書をよく確認を行い、少しでも気になった部分があったときは、曖昧にせず貸主または管理会社へ工事前に必ず確認することをお勧めいたします。

契約内容と違った工事でも「良い」場合

設備等の「残置」依頼の場合
借主が取り付けた、空調や照明器具など使用年数が浅い場合、貸主より「残してほしい」と残置希望が時々あります。その場合は、撤去せずに残置とすることにより、工事費用が安くなります。ただし、空調や照明器具そのものの故障など責任は取れませんので留意が必要です。

■違う工事を求められた場合
「スケルトン」にして明け渡すことと契約書で記載があるものの、事実上「グレードアップした事務所」を希望された場合は、お断りいたしましょう。工事を行わず現状有姿で残しても大丈夫と言われる貸主の場合、どこまで残していいのか?「スケルトン」にしないとダメなのか?しっかりと確認した上で工事を行うようにいたしましょう。

どちらにした方が良いのか?判断できない場合は専門家に相談するのも一つです。

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